無垢のウォールナットテーブルもオイルで復活できた!おすすめです。

こんにちは、無垢材のオイル仕上げのウォールナットのテーブル(円卓)を購入してから4年近くメンテナンスしていなかった岩城です。

子どもが生まれる前にこれからは家族で円卓で食事をしようと思い無垢材のテーブルを購入したのがかれこれ4年前です。

ウレタン塗装よりもオイル仕上げの方が手触りもよく、使い方次第では長く持つということでオイル塗装にしました。当初からオイル塗装はメンテナンス・手入れをこまめにしないといけないのは承知のうえでしたが、なんやかんやと一回もメンテナンスせずにここまできました。

当初は撥水が効いたオイルで仕上げてもらっていたので水はじきも良かったのですが、今ではもう表面もぱさぱさで、かなり乾燥気味です。色みもかなり薄くなり白っぽくなってきていて、輪ジミもところどころできています。

無垢テーブルの輪染み
乾燥して白っぽくなってきているところもあります。
無垢円卓
所々輪染みができています。
ウォールナットの円卓
天板1100cmのウォールナットの円卓です。メンテナンス前です。購入して4年間メンテナンスなしです。

子どもが4歳と1歳ということもあり、色々こぼしまくり、汚しまくりの毎日です。

そんなこんなで年も明けてふとしたときにぱさぱさ感が気になって、一度メンテナンスしてみようと思い購入した家具屋さんのホームページでメンテナンスについて確認してみました。

無垢材テーブルのメンテナンス方法って?

すると無垢材だと半年に一回程度オイルメンテナンスするのが良いと書かれています。(はい。最初にそのように聞きました。(^^;;)ただ放置していても表面をヤスリで削ってオイルを塗れば問題ないらしいとのこと。

しっかりした無垢材だと表面を削れば何度でも復活できるようです。(何?!やったー)

ですが表面を削るにはサンダーでしっかり全面削らないといけないような、、そもそもサンダーないですし、外に持って出て本格的にやるとかしたくないです。

これは本格的ですが、細かいヤスリでテーブル全面を削るでもいい感じでした。でもこれも家のなかでは汚れるのでやりたくないし、、というか僕は輪染みとかシミとか小傷はアジもあってそれはそれでいいのです。なのでそもそも削らなくてオイルだけ塗ってしまおう!と考えました。

果たしてそれはそれでいいのか調べたところ、特に気にならないのであればそのままでいいとのこと。上塗りできない塗装がされてる場合は、表面を削る必要があるみたいですが僕の購入したテーブルは上塗りしてもOKな塗料のようなのでそのままオイル上塗りでいくことにしました。

リボス社の蜜蝋ワックスキットがおすすめ!

購入した家具屋さんでもオイルは扱っていましたが量も多く、値段も高かったので、初心者の僕はそこまでお金をかけたくなかったのでAmazonで探して↓これを買いました。

ドイツのリボス社という有名なブランドでオイルに関しては間違いないところのようです。(テーブルを購入したお店でもこのオイルも扱っていました。)

リボス社の蜜蝋ワックスキット
リボス社の蜜蝋ワックスキットです。小瓶が2つとウェスと研磨布が入っています。

ほかのは缶で売っていて値段も高いのばかりでしたが、これは小さな小瓶が2つとほかに塗るのに必要なキットもセットになっていて丁度良かったです。しかもこの瓶1つでも円卓くらいだと3回くらい塗れる量だとか。

初心者が初めてするには容量が多いものより、これくらいが丁度いいと思います。Amazonでも楽天でも口コミも良かったです。

リボス社のビボス
思ったよりだいぶんと小さいです。卵くらいの大きさです。オイルは水と変わらない液体です。

えっ!?オイルって何でもいい?

色々調べてみると塗るオイルは極端な話なんでもいいような感じでした。オリーブオイルでも最悪サラダ油でもというような感じ。ただ食卓で使う、小さい子どもがいるなどだと口に入っても良いものなのかや、臭いがきつくないとかを考慮する必要があるということでした。

ただやっぱり何でも良いといっても定期的にメンテナンスしていくんだったら、家具用のものを選んだ方がいいですよね。

一般的には植物性のクリアなものがいいとか。撥水させたい場合は撥水効果のあるオイルが配合されているという感じです。艶をだすには艶が出やすいオイルが配合されているというような。

この僕が購入したオイルは自然成分の亜麻仁オイルと蜜蝋ワックスをミックスしたオイルワックスとなっています。比較的無垢材の家具のメンテナンスで良く使われているもののようです。

オイルの塗り方・メンテナンス方法

オイルの塗り方は思ったより簡単です。ここでは素人の僕が行った方法を書きます。(専門的に完ぺきには求めていません。)

1.テーブルを拭いてきれいにする

テーブル表面をきれいにします。ゴミ、ほこりを取り除きます。

僕はタオルを水で濡らしてテーブルを拭きました。小傷が気になったりする場合は、紙やすりでこすって研磨したりします。(僕はしてません。)キットに研磨布がついていますのでそれでこすってもいいです。研磨布はやすりと同じなので、これでこすると木が削れてこすった跡が出ます。テーブルの表面がきれいな場合はこすると擦り傷がつきます。本気で小傷を処理したいとき以外はしないでいいと思います。

水ぶきした後は乾かします。

2.オイルをテーブル表面に塗り込む

オイルをウェス(付属のウェスでも、タオルでもふきんでもなんでもいいと思います。僕はいらないTシャツでやりました。)にとり、テーブル表面にのばし塗り込みます。

特に慎重にいかなくてもざっと適当にやって大丈夫です。オイルは全然どろっとしていません。水と同じです。勝手にサラダ油みたいな感じを想像していましたが水ぶきするのと変わりません。

メンテナンスオイルを塗る
ちょっとずつウェスにとって塗っていきます。テーブルを拭く感じです。

塗ったとこは水ぶきしたときのように表面が濃く変わるのでわかると思います。オイルは煮干しのにおいがしました。笑)そこまで匂いは気になりませんでした。部屋は換気しておいた方がいいです。

塗り終わったらオイルのついていないウェスで乾拭きします。余分なオイルを取る感じです。

YouTubeで見るとプロの方はハケでオイルをたっぷりめにサッサッサッと大雑把に塗っていき、そのあと布で拭き取っていってました。特に力を入れてすり込む必要はなくペンキを塗るような感じです。乾いてからもう一度繰り返していました。

3.12時間程度乾燥させる

塗ったあとは12時間程度乾燥させます。これで終わりです。長い時間乾燥させる必要があるので、夜に塗って放置がいいです。

無垢円卓メンテナンス直後
オイルを塗った直後です。つやが出ています。この時点で輪じみは気にならなくなっています。
オイルメンテナンス後の円卓
前面塗ると見違えりました。かなりウォールナットのかっこよさが蘇りました。

塗り終わった感じは油分で色が濃く見えます。水拭きだとすぐに乾いていき、またすぐに白っぽくなりますが、オイルなので白っぽくならずにみずみずしい感じです。

奥さん曰く、「うわっ!めっちゃきれいになってる!!」とのことでした。笑)ウォールナットのかっこよさが元に戻っています。

12時間後は多少つやが↑上の写真よりも落ち着いた状態になります。手触りもぱさぱさ感はなくなり、購入した当時の感じに戻っています。

乾くとまた白っぽくなっている、、

乾燥がひどい場合は何回か繰り返し塗る必要があります。僕の場合も塗ったときはオイルがついて白っぽいのはなくなりましたが乾くとまた白っぽくなっていました。

購入したお店に問い合わせて聞いてみたのですが、乾燥がひどくなっているような場合は、少量のオイルをこまめに複数回に分けて繰り返し塗る必要があるようでした。

特に冬など乾燥がひどい季節は人間の皮膚と同じように、木も乾燥するようで、白っぽい感じが目立ってくるのでこまめにオイルを塗布する事で改善していくとのことでした。

僕の場合も繰り返し塗ることでだんだん白っぽさがなくなっていきました。一回の量をたっぷりよりも繰り返し塗ることで良くなっていく感じだと思います。

一回目は塗って朝起きたときくらいはすごく綺麗になったのですが、24時間くらい経つとよく使う縁の方が白っぽくなっていました。最初よりは多少マシなくらいです。そして二回目、また少し縁が白っぽくなってました。最初よりかはだいぶんとマシでした。三回目は24時間経ってもかなり白ぽさはなくなってました。これでもOKくらいでしたが四回目もしました。これでほぼ白っぽさはなくなりました。

回数を重ねると明らかに乾燥度合いはマシになっていきました。教えていただいたように少量をまんべんなく繰り返し塗ることで改善できると思います。

慣れてくるとオイルを染み込んでるなっという感じが分かります笑笑

どちらかというと乾燥がひどい、白っぽいところの方が早く浸透している感じです。

オイルメンテナンスした岩城の感想

実際にオイルメンテナンスした感想は思ったより簡単でした。めちゃくちゃ簡単です。最初はちょっと専門的なことをしないといけないんだろうな、面倒くさいな、と思っていたんですが結果、テーブルを水拭きするのとほぼ変わりませんでした。

これなら早くオイルを買ってやっておけばよかったです。これなら奥さんでも簡単にできると思います。

オイルも家具用の専門的なオイルを買わないといけないとも思っていましたが、おそらくどれもそこまで素人が分かるような差はないと思います。

いきなり大きめの4000、5000円するオイル缶を買うのはハードルが高い気がしますが、僕が買ったこのメンテナンスキットだと2000円くらいなので、試しにやってみるのにも手ごろです。半年に1回程度のメンテナンスで大きい缶は要らないですし。このキットの小瓶でもダイニングテーブルくらいだと一瓶3、4回は塗れます。しかも2つ小瓶が入っているので7、8回分はあるので当分必要ないです。大きい缶は邪魔なのでまたなくなったら次も同じのを購入すると思います。

時間も10分程度あればできると思いますので、一回やってみると簡単なのがわかりますよ。やらないで何年も放っておくと材質によっては表面をだいぶん削らないと復活できないようになるかもしれないので一度やってみるのをおすすめします。絶対簡単です。僕も早めにこれからは定期的にメンテナンスして行こうと思います。

無垢のオイルフィニッシュのテーブルはきれいさ、かっこよさも蘇るのでおすすめです。

追記:繰り返し数回メンテナンスしての感想

数回繰り返しメンテナンスしてみた感想ですが、メンテナンス直後はてかりがありますが、2、3日経つと落ち着いてきます。このときから数週間が潤いがある状態だと思います。ですが、数か月経つとまた徐々にカサカサになってきます。(ちょっと前に塗ったとこなのにもうカサカサじゃん、というのが正直な感想です笑)

ちょうど良いのは1~2ヶ月くらいにメンテナンスするのが良いと思います。

ウェスがなくなったら、いらなくなったTシャツで拭いてます。タオルでも問題ないと思います。

オイルメンテナンス直後
オイルメンテナンス直後です。てかってます。
オイルメンテナンス1日後
オイルメンテナンス1日経過後です。少し馴染んでます。2、3日経つともう少してかりはなくなります。