レッドウィングポストマン101の並行輸入品を買ってみた!

こんにちは、レッドウィング(RED WING)のポストマン・オックスフォード(Postman Oxford)を楽天のショップで並行輸入品を買ってみた岩城です。

レッドウィングはレッド・ウィング・ジャパンを通じて輸入された国内正規取扱店で購入するのが本物を手に入れるのに一番安心ですが、楽天など通販のショップで販売されている商品は定価よりもかなり安く販売されているので魅力です。

今回僕が購入したポストマン・オックスフォードですと、公式ページで記載している金額は税込み37,800円(本体価格¥35,000)です。ですが楽天のショップでは安いところですと2万円後半くらいから販売しています。1万円近くの差があります。

お店の中には国内正規代理店もありますが、ほとんどが国内正規代理店ではなく、海外で直接買い付けた並行輸入品です。レッドウィングはアメリカ国内で販売している価格の方が日本の販売価格よりも安いので、海外で買い付けて日本に輸入販売しているお店があります。

並行輸入品は、レッド・ウィング・ジャパンを通じて輸入された国内正規品とは品質にばらつきがあるなど言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。1万円近くの差は大きいですし、少しでも安く買いたいと思うひとも多いと思います。また、レッドウィングを買いたくても日本では直営店が東京と大阪にしかありません。ABCマートなどでも、アイリッシュセッターなど人気のモデルは置いてありますが、種類は少ないです。東京・大阪以外の方は必然的に通販での購入になることが多いと思います。

今回は僕が楽天のショップで並行輸入品のポストマン・オックスフォードを購入してみましたので購入レビューをしてみたいと思います。

そのまえにまず国内正規品と並行輸入品の違いについて

輸入ルートの違い

国内正規品とは、レッド・ウィング・ジャパンを通じて輸入された商品です。並行輸入品とは、レッド・ウィング・ジャパンを通さずに輸入された商品です。どちらもアメリカのレッド・ウィングが製造しているのは同じです。日本国内に入ってくるルートが違います。

本物か偽物かという話であれば、国内正規品のものは間違いなく本物が手に入ります。並行輸入品はどういうルートで輸入されたのかがはっきりしていないケースも多いので、偽物を購入するということも可能性としてあります。ですので、怪しいショップから購入すると偽物の場合があり得るので注意が必要です。

並行輸入品が間違いなくアメリカのレッド・ウィングが製造したものであれば国内正規品の商品と同じです。

品質にばらつきがある?

そのほか、並行輸入品はレッド・ウィング・ジャパンを通じて輸入された商品よりも、モデルによっては製品の品質にばらつきがあるとよく言われています。

僕が気になったのはこの点です。本当にばらつきがあるのでしょうか。僕が欲しいモデルのポストマン・オックスフォードは定番商品なので海外でも多く流通されているのではと思っています。日本だけの別注モデルのようなものであればわかるのですが、定番モデルとかではどうなのでしょうか。違いはないのではないかな、とか思ったりしました。

ありそうだなと思ったところでは、レッド・ウィング・ジャパンを通じて輸入された商品はひとつづつ製品を検品しているかもしれないなと。並行輸入品は箱がつぶれていたり、マーキングされていたり、ほこりがかぶっていたりするとかあるようですが、ひとつづつ製品を検品しているのであればそういった商品ははじかれるのかなとか。想像ですが。

ただレッドウィングの商品は基本的につくりが甘いようです。これは海外のブランドでよくあるのですが、僕が以前買った英国ブランドのグレンロイヤルの財布もつくりが甘いです。縫製がガタガタだったりするのは海外のブランドごとによくあることだと思います。

レッドウィングの国内正規品だったとしても、そういったつくりの甘い部分はあるのかなと思いましたので、それは当たりはずれなのかなと。そういったこともあり、僕は並行輸入品を購入してみることにしました。

楽天のショップで購入しました。

製品の品質ばらつきは無視したとして、並行輸入品を購入するリスクは偽物を購入してしまうことだと思います。ですのでこの点は楽天のショップで買うことである程度大丈夫かなと思います。

楽天でドクターマーチンを購入したときにも書きましたが、楽天は楽天は模倣品対策の取り組みに力を入れていますし、偽物を販売していてばれるとすぐに出店できなくなりますので、そういった怪しいお店にあたる確率もかなり低いと思います。かといって絶対偽物を購入してしまわないかというと0ではないので、ショップの口コミや出店経歴も重要だと思います。

今回僕が購入したのは、「スニークオンラインショップ」というお店です。これは以前にドクターマーチンを購入したお店と同じでした。(たまたま同じでした。)今回レッドウィングはドクターマーチンよりも高いですし、扱っているお店自体も多くはないので、このお店についてもチェックしてみました。

するとこのお店はYahoo!ショッピングにもお店が出ていますし、Wowma!やAmazonにも出店しています。楽天でもYahooでもWowma!でも、年間や月間・週間のベストストアの賞を受賞したりしています。運営会社はイングリウッドといって100人くらいの規模の会社で、社長も結構メディアに露出しています。かなりECに力を入れているようで、社長がアメリカで立ち上げた輸入販売の会社のようです。

これくらい情報が出ている会社だとある程度大丈夫だろうと思いここで買いました。お店自体の流通量も多いのも安心かなと思いました。

それでは次からは実際に購入した商品を画像多数で紹介していきます。

届いたレッドウィングを開封してみました。

段ボールに梱包されて送くられてきました。
段ボールに梱包されて送くられてきました。

しっかり梱包されています。中にレッドウィングの箱が入っていました。
しっかり梱包されています。中にレッドウィングの箱が入っていました。

取り出しました。レッドウィングの箱です。
取り出しました。レッドウィングの箱です。

ラベルも貼られています。僕はUS8です。
ラベルも貼られています。僕はUS8です。

中は模造紙にくるまれています。
中は模造紙にくるまれています。

包装は簡易的です。一般的に靴を買うと靴の中に白い紙が丸めて入ってたりしますが、靴の中には何も入っていませんでした。タグもついてません。片足づつ包装もされていません。茶色い模造紙にくるまれているだけでした。

少し適当かなと思いましたがレッドウィングはこんな感じなのでしょうか。アメリカではホームセンターのようなお店で裸で売られているというようなのを書いているのをみたことがあります。

ポストマン取り出してみたところの画像

レッド・ウィング (RED WING) postman

レッド・ウィング (RED WING) postman

見にくいですが製造年は2019年1月です。
見にくいですが製造年は2019年1月です。

高品質の基準を満たす確認を細部にわたって調べました、というようなことが書かれた紙が一緒に入っていました。
紐を通しました。
紐を通しました。

購入する前に直営店やほかのお店でも試し履きさせてもらっていましたのでサイズ感は問題ないです。(購入するまでに結構悩んだので何回か実物を履いてます。)特段試し履きしたときよりも大きかったり、小さかったりもしていません。見た目もつくりもぱっと見た感じでは違いは分からないです。

紐を通して履くと、「お!かっこいいな」「デニム以外でも何にでもあうな!」と思いました。スーツにも合うといわれてますが、どちらかというとワーク系のスタイルにばっちりじゃないでしょうか。カジュアルよりですよね。

履いた感じは表現が難しいですが、「ずどーん」とする感じでしょうか(笑)「お!履いてるな!」という感じが強いです。固めの厚い革の感じです。ドレス系のビジネスシューズとは履き心地が全然違います。

だからと言って僕の場合、履きにくい、固い、といった感じはないです。これから履いていくと馴染んで行くんだろうなという感じがします。ブーツメーカーなので、ブーツ感がありますね。安全靴とかの履いた感じもします。(わかりにくくてすいません。。)

靴を手に持ったときは重いなと感じましたが、履いてみると重さはそこまで感じません。

届いたポストマンはうっすら埃がついてました。

並行輸入品は埃がかぶっているとか箱が凹んでいるとか書いているのを見かけていたので気になっていましたが、埃は少しかかっていました。(笑)ですが想像していたのは埃どっさりのイメージでしたが、そんなにひどい感じではないです。数週間掃除しなかったくらいの埃と言えばいいでしょうか。あまり掃除しない箇所の埃くらいです。埃はついてました。倉庫とか輸入してくる途中で舞い込んだ埃でしょうか。

僕に届いた靴の場合、製造年月が2019年1月だったので、倉庫で長年寝かされていたわけではなさそうです。

送られてきたポストマン
うっすらほこりがついています。

ポストマンレッドウィング

ポストマンのかかと
かかとの手で触ったところはほこりがとれてます。

さっと拭くと取れる感じです。国内正規品でもこれくらいはついてそうです。ただ購入するときにはフィッティングするので、お店の人が拭いてくれるのではないかなと。

細かいところのつくりはこんな感じ

あとつくりが甘い、雑なところがあるというのもありましたが、こちらも少し甘い感じはします。縫製が少しガタガタだったり、ちょっと雑だなと感じるところは細かくみていくとありますが、僕の場合は全然気にならないレベルでした。当たりが良いほうだったのでしょうか。

グレンロイヤルの財布を買ったときは、商品によってガタガタ感がめちゃくちゃ違ってました。笑)「いいやつ選ばしてください。」という感じだったので、レッドウィングはそこまでではないなと思いました。

ちょっとしたガタガタ感はあります。
ちょっとしたガタガタ感はあります。

内側の革が少し浮いた感じがあるのかもです。わかりません。こんなもんでしょうか。左右で少し違ってます。

購入したみた岩城の感想

今回は並行輸入品で購入しましたが、率直に安くで買えて良かったです。僕の場合は、このポストマンは買うまでに結構悩んだので実店舗でも何回か試し履き、フィッティングしていますので、感じは分かっていました。全然違うものであればこれ偽物じゃん!と思ったと思いますが、僕には違いがないレベルでした。

質感も見た目も実店舗で「いいな!」と思ったものと同じなので早く履きたい気持ちでいっぱいです。!(^^)!

本物か偽物かといわれると正規代理店から購入しているわけではないので真意のほどは分かりませんが、ショップではレッドウィングが製造したものとして取り扱っていますので本物だと思います。

ただすべての並行輸入品を販売しているお店が大丈夫だとは言えませんので、そこは自分で判断して購入してください。特に地方に住んでいて実物を見れない人は今回僕が紹介した商品との違いを比べたり、お店が返品可能なのか、口コミは多いのかなど色々な情報を見比べてから購入するのをおすすめします。レッドウィングのポストマン・オックスフォード良いですよ。

ポストマンのサイズ感について

ポストマンは僕はUS8のサイズですが、サイズ感の参考として僕がほかに履いているシューズとの比較を書いておきます。

ナイキ インターナショナリスト 27cm
コンバース ジャックパーセル 27cm
コンバース オールスター 27cm
ドクターマーチン 3ホール、ギリー UK8
バンズ オールドスクール 27cm
ニューバランス 996 27cm
革靴 41

ネットで調べてみるとレッドウィングの靴は長さのほかに、ワイズ(横幅)がいくつかあるというようなことが書かれているのを見かけましたが、ポストマンはワイズは選べません。ワイズは一つのみです。ポストマンはDというワイズになります。

Dというワイズは幅広の日本人の場合、狭いと感じる人もいるとのことですが、僕も幅広の方ですがいつもと同じサイズ感で全然問題なかったです。極端に幅が狭い、甲が低いということもなかったです。

レッドウィング公式ページのQAに書かれていますが、「ワイズとはなんですか?D、E、EE などとありますが何が違うのでしょうか?」というQに「レッド・ウィング・ジャパン㈱でも通常、ひとつの商品品番に対してひとつのワイズしかご用意しておりませんが、直営店「RED WING SHOE STORES」においては、一部商品につき複数のワイズを揃えております。」とあります。

基本的にレッドウィングはひとつのワイズで、一部商品で複数のワイズがあるとのことです。

その後の経年変化

購入後の経年変化、エイジングを紹介していきたいと思います。

購入から約4カ月後の状態です。週に3、4回程度履いてきました。デスクワークなのであまりハードな履き方ではないと思います。

4か月使用後の状態
結構履きジワがついてきてると思います。つま先の方は小傷がついてきてますね。
4か月使用後の状態
まだまだ全然綺麗ですね。

4か月履いてきた感想では、思ったよりかなり履きやすく、革靴なんですがしんどさが少ないです。スニーカーまでの楽さはないですが、通勤ではかなり楽です。僕は私服勤務なのですが、カジュアルな服装にも合わせやすいので重宝してます。足元が革靴だと私服でもしっかりとした印象になるので良いですよ!(^^)!

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